「車を持ち続けるのは負担が大きい」とよく言われます。実際そのとおりです。ただ、手放したときに増えるコストと比べたことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか。
持ち続けるコストを並べる
車の維持には、次のような費用がかかります。
- 自動車税
- 車検・法定点検の費用
- 任意保険料
- 燃料代
- 駐車場代
- タイヤやオイルなどの消耗品、突発的な修理
年間の合計を出してみると、想像より大きい数字になることが多いはずです。まずはここを把握します。
手放したときに増えるコスト
一方、車がなくなると次のような支出が発生します。
- 電車やバスの運賃、定期代
- タクシー代(悪天候時や急ぎのとき)
- レンタカーやカーシェアの利用料
- 配送サービスの利用が増えることによる費用
加えて、金額に表れにくいコストもあります。移動にかかる時間、荷物を運べない不便さ、急な用事に対応できないこと。生活の質に関わる部分です。
使用頻度で答えは変わる
この2つを比べたとき、答えは車の使い方によって変わります。
- 毎日使っている——手放すと増えるコストが大きく、持ち続けたほうが合理的なことが多い
- 週末だけ、月に数回——カーシェアなどで代替できる可能性があり、手放す判断もあり得る
- ほとんど乗っていない——維持費だけがかかっている状態。整理を検討する価値がある
一時的な資金不足なら、手放さない選択もある
毎日使っている車で、しかも一時的に資金が足りないだけ、という状況であれば、手放す判断は慎重になるべきです。
その車を失うことで通勤や仕事に支障が出れば、収入そのものが減る可能性もあります。それは資金の問題を解決したことにはなりません。
大切な車を守ること、一時的な資金不足を乗り越えること。この2つを同時に考えられる方法があるなら、比較する価値はあります。
まず数字を出してみる
年間の維持費と、手放した場合に増える費用。この2つを書き出すところから始めてみてください。感覚ではなく数字で見ると、自分にとっての正解が見えやすくなります。
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